PDT(光線力学的療法)とは、光が当たると化学反応を起こす薬剤(光感受性物質)を静脈に注射し、薬剤が網膜の脈絡膜新生血管(加齢黄斑変性の主因)に集まった時に、レーザー光線を照射し、新生血管を選択的に破壊する方法です。 PDTレーザー装置は、この薬剤に合った波長(689nm)を発生する専用機ですが、通常のレーザー装置と異なり、発熱せず、新生血管を内部から破壊するため、正常な網膜を障害する心配がほとんどありません。