超広角走査レーザー検眼鏡 Optos 200Tx
通常の眼底カメラ(画角50°)に比べて約4倍の範囲の眼底写真(画角200°)を、無散瞳(瞳を開かない状態)で撮影することが可能となりました。
これまでの眼底検査、眼底カメラ撮影では目薬を使って、散瞳(瞳を開く)する必要がありました。
しかし数時間は見えづらく、車の運転ができないなどの問題がありました。
Optos200Txを用いる眼底検査では、散瞳する必要がなく、今までの検査機器より広い範囲の網膜周辺部の異常も見逃さずに検査することが可能です。
散瞳薬アレルギーや緑内障発作の可能性のある方にも、瞳を開かないので安心して検査を行うこと ができます。
約4倍の範囲の眼底所見を一度の撮影で観察することが可能です
糖尿病網膜症(増殖停止性)
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広い範囲の眼底出血(白矢印)と汎網膜光凝固の痕(黄矢印)がわかります。 |
網膜剥離
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下方の胞状網膜剥離(白矢印)と耳側の網膜裂孔(黄矢印の網膜の孔)が認められます(手術前)。 |
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下方の網膜剥離は復位し、術中の光凝固(白矢印)によって網膜裂孔は閉鎖しています。(硝子体手術後) |
フルオレセイン蛍光造影検査
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正常
視神経乳頭、網膜静脈、網膜動脈、黄斑部などがわかります。
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糖尿病網膜症
黒く映る無血管野(白矢印)、新生血管(黄矢印)などの増殖性の変化がわかります。
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